2017年1月27日 金曜日 雨
先日、突然の停電が会社をおそいました。
ダンプがアオリを上げたまま走行し、外の電線が引きちぎられ その衝撃で建物が揺れました。
照明は消え、石油ストーブのファンが止まり、電話もダメ
パソコンもWiFiも充電も使えない状態、、、、、、パニック状態でした。
売上締めの25日で夕方4時過ぎ、と云う事もあり焦りました。
復帰したのは、午後8時30分です。
結局その日は、ほとんど何も出来ませんでした。
心の元気のスイッチが入らないまま、仕事を終える事になり残念!!
日程に、もう少しゆとりをもっていれば 焦る事もなかったのに。
やはり 【ゆとりは元気の源なんだ】 と、痛感しました。
ゆとりが無く、常に元気を出し切ってしまう事は避けたいものです。
機械刃物も切れないまま使っていると、人でいう〝夕方4時状態〟と同じに陥ります。
例えば、あと一息と云うところで些細なミスを犯し製品を作り直す。
こんなこと、経験ありませんか?
余裕がないことで、さらに余裕がない状態の連鎖につながる場合があります。
ゆとりをもって仕事と向き合いましょう。
それが心の栄養となり、元気が湧いて来る。
その結果、人に優しく接することができるんだと思います。
【本日のまとめ】
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人も刃物も夕方4時状態はキケン
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PCのバックアップは細目にする
by 中野由唱 よしどん
2017年1月4日 水曜日 くもり
【わたしの天命】
みなさん、昨年はたいへんお世話になりありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いします。
正月だから、という訳ではありませんが・・・
近頃 日本の包丁が外国人観光客に人気がある、と聞きます。
古来の日本刀技術が、現代の包丁にも活かされていることを
世界の人々は知っていて、その技の凄さを認めているのです。
特にアジアやヨーロッパのシェフたちが「切れる包丁」を求めて、
大勢日本にやって来ます。
ですから日本人にはもっと、伝統の技や文化のすばらしさを知ってほしい。
そんな思いから、これから少しでも多く 知る機会 を作って行きます。
わたしの名前「由唱」には物の由来を伝える、という意味があります。
日本刀と包丁の〝研ぎの技〟を古来から未来へつなげてゆくこと。
それが【わたしの天命】と信じます。
byよしどん
2016年12月26日(月曜日)晴れ
【切れない事に慣らされてる】
きのうはそんな話をしました。
家庭用の包丁もまた同じで、
「まだ切れるかと思っていたけど、研いでもらったらぜんぜん違うわ」
・・・と、よく言われます。
毎日使う道具は、定期的な手入れが必要です。
楽しみにしていたクリスマスケーキを
みんなに切り分けたら
つぶれてグチャグチャになっちゃった・・・てな事
皆さん経験ないですか?
刃物って、徐々に切れなくなるため
切れない切れ味に慣らされて行くのです。
そしてそれは、機械刃物も同じこと!
刃物は「人類がつくりだした最高の道具」アナドレナイのです。
byよしどん
2015年8月23日
エクスマ阿寒アカデミーへ向かう私
2016年のクリスマスの夜、記念すべき第一回目の私のブログです。
あなたに読んでほしいと思って書きました。
どうぞお付き合い下さい。
2016年12月25日(日曜日) 曇り時々雪
【切れない事に慣らされてる】
私は刃物の設計と販売、研磨(研ぎ直し)の仕事をしています。
私が若かった頃、得意先Nさんとのいつもの会話
Nさん「おー、そこの機械の刃物、切れるか?切れないかみて、外して持って行ってくれ」
わたし「そんなこと言ったら、全部の機械の刃物外して持ってっちゃうよ」
Nさん「それでもいいから、みてくれ」
わたし「わかったよ-」
これで我社の仕事が少ない時は、ホントに全部持って来たことがあるんです。
そしたらNさん「いや-、まだまだ切れると思っていたけど、研いでもらったら全然違うわ」
刃物って、一気に切れなくなる訳ではありません。
徐々に切れなくなります。
なので、少しづつその切れ味に慣らされているのです。
それにしても、の-んびりして いい時代だったな-あの頃は・・・・
ちなみに1980年はこんな年、山口百恵の引退 具志堅用高13度の防衛達成!
私が結婚した年でもあります(笑)
な・つ・か・し・い
by中野由唱 よしどん