2017年1月27日 金曜日 雨
先日、突然の停電が会社をおそいました。
ダンプがアオリを上げたまま走行し、外の電線が引きちぎられ その衝撃で建物が揺れました。
照明は消え、石油ストーブのファンが止まり、電話もダメ
パソコンもWiFiも充電も使えない状態、、、、、、パニック状態でした。
売上締めの25日で夕方4時過ぎ、と云う事もあり焦りました。
復帰したのは、午後8時30分です。
結局その日は、ほとんど何も出来ませんでした。
心の元気のスイッチが入らないまま、仕事を終える事になり残念!!
日程に、もう少しゆとりをもっていれば 焦る事もなかったのに。
やはり 【ゆとりは元気の源なんだ】 と、痛感しました。
ゆとりが無く、常に元気を出し切ってしまう事は避けたいものです。
機械刃物も切れないまま使っていると、人でいう〝夕方4時状態〟と同じに陥ります。
例えば、あと一息と云うところで些細なミスを犯し製品を作り直す。
こんなこと、経験ありませんか?
余裕がないことで、さらに余裕がない状態の連鎖につながる場合があります。
ゆとりをもって仕事と向き合いましょう。
それが心の栄養となり、元気が湧いて来る。
その結果、人に優しく接することができるんだと思います。
【本日のまとめ】
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人も刃物も夕方4時状態はキケン
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PCのバックアップは細目にする
by 中野由唱 よしどん
あなたはかなり以前に〝カスピ海ヨーグルト〟って流行ったの、覚えていますか?
我が家でも友人から分けてもらい、毎朝食べていました。
暫くすると、牛乳を加えてもヨーグルトは増えなくなりました。
残しておくヨーグルトの量が少なかったんです。
残す分まで食べてしまったから!
「実力を100%出し切りました」とスポーツのインタビューなどで聞きますが、
私はこう思うのです
力を出し切ると何も残りません。
少しだけ余力を残してゴールしたい。
その ゆ・と・り が次の元気の源になるのです。
あの箱根駅伝3連覇の青学は、余裕のゴールインでした。
倒れ込むようなゴールインはしたくありません。
常に100%の力を、ゆとりで出せる自分でいたい。
人生に目標があるとすれば、
それは最終地点ではなく、通過点だから。
実は、機械刃物にも同じ事が言えるんです。
【今日のまとめ】
情報の出し惜しみはしないが、余力は残せ。
人生に終点はない、常に明日があるだけ。
ゆとりは元気の源になる。
by中野刃物のよしどん
2016年12月28日 水曜日 晴れ
【切れない事に慣らされてる】
一昨日はそんな話をしました。
「なんでも良く切れる刃物ってないの?」
「研がなくてもいい刃物ってあるの?」
得意先を訪問すると、こんな事をよく聞かれます。
でも、そんな都合のいい刃物は存在しません。
刃物は使えば切れなくなるものです。
車は冬に夏タイヤでは走れません、また夏に冬タイヤで走ると
快適なドライブにはなりません。
F1の世界では、コースの路面状況に合わせた使用タイヤの選択に苦労します。
そして、それはレースの勝敗を分ける程です。
なんでも切れる、ということは全てに50%の満足しか得られない
ということになるのです。
100%を求めるのなら、切ろうとする材の性質・刃物の回転数・送材速度など
その時の条件に合わせたものを選ばなければなりません。
100%を追及しなければ、50%の切れ味でガマンすることになるのです。
だから、私は切れない事に慣らされてる状況に〝危機感〟を感じます。
あなたは何パーセントを求めますか。
byよしどん