【包丁研ぎ 実演 in ピピカフェ 比布駅 の 振り返り】
- 2017年03月26日
2017年3月26日 日曜日 晴れ
あえて紙媒体を使わずに
SNSの発信だけで人が集まってくれるのか?!
- 中野刃物から車で20分の距離の比布町
- 最近、比布町にお住まいの方が以前より多く来店してくれる
- エクスマ化プロジェクトの町、比布町(PEP)
- 昔、ピップエレキバンのテレビCMに出ていた比布駅
- 生まれ変わった駅舎になって1周年の比布駅
こんなことから比布町で包丁研ぎをやってみたくなった。
できれば、ピピカフェで・・・!
私はこの思いにかられて3月10日に行動を開始した。
そして、アッという間に実演の日、 3月24日を迎えた。
正直に言えば、包丁研ぎの実演は商売としては儲かるものではない。
1日で研げる包丁は10本~15本くらい。
しかし、刃物の仕事を60年間続けているのだから
隣町の人たちにも切れる包丁のすばらしさを知ってほしい。
切れの良い包丁を使う楽しさを伝えたい。
素直にそう思った。
結果は以下の通りで褒められたものではなかった。
SNS発信で2本
駅まで来て実演を見て一旦帰宅し再来で5本
駅の掲示板イベント告知で3本
合計10本の包丁と出逢い、研ぎました。
いずれもかなりの重症でした。
研ぎの所要時間は1本あたり平均30分を超えた。
6時間の実演時間にはちょうど良いペースだった。
もし、もっと多くの包丁が集まっていたら
忙しく時間内に研ぎ上げることに終始して
訪ねて来てくれた方々と話をするゆとりはなかっただろう。
私が「小ねぎ醤油、買ったさー」と、話すと
比布の女性は「じゃー比布の小ねぎ、持って行って食べな!」
と、小ねぎを戴きました。
お昼にピピカフェ の きくらげあんかけ丼 を食べて
ツイートすると・・・
FB友達が忙しい中、包丁を持って来てくれました。
帰りに比布町の きくらげ・なめこ・まいたけ まで
貰っちゃいました。
新しい出逢いとつながりを戴いた3月24日。
ピピカフェで過したひと時は私にとって
ゆったりと静かに流れる
かけがえのない時間になりました。
SNSの活用でスタートした私の試みは
いろんな人達とのおつきあいができた事で
なんとか成果を出せた・・と、ゆるく評価します。
まだまだ、結果予測不能な私のSNS発信ですが
今後も続けて行きます。
相手のアンテナに届く発信をしなければ意味がない!
相手に伝わらないよなーーーーーーーーーー
切れの良い包丁で家族みんな 笑顔になーれ
もっと、もっと、伝えて行きます。
by中野由唱 よしどん